認定スクラムマスター研修(CSM研修)の話
なにそれ?
Scrum alliance という団体がやっている研修でこれを受けるとスクラムマスターとして基本的な知識が身につきチームをより良くできるようになるらしいです。
この研修を受けてWebテストを通過すると晴れて"認定スクラムマスター"という資格を得られるらしいです。
日本語がほとんどなくてつらいですが、ここに書いてあります。
http://www.scrumalliance.org/certifications/practitioners/certified-scrummaster-(csm)
なにした?
2日間かけて、
をワークショップを通じて学びました。
アジェンダだけみたら基本ばかりで、研修を受けに来る人であれば当然知っているはずの知識なはずなんです。
しかし、独学や社内でのスクラムの理解では間違って認識していることもあることに気付かされました。
同じ基本を説明するでも某スクラムなんとか研修では参加者の半分以上が眠っていましたが、
この研修は寝るなんて想像つかないほど頭を使いっぱなしで、そこら中に気づきが散りばめられているので一つでも多く吸収できるようにと勉強になるものでした。
どうだった?
質問に丁寧に答えていただけた
講義中の疑問を付箋に書いてパーキングロットに貼る方式だったので、全部で50枚くらいは質問があったかと思うのですが、そのほぼ全ての質問に対して参加者で議論して答えをに導いてもらうことができました。
私は3つくらい貼らせて頂いたのですが、他のどの質問も「それ知りたかった!」というもので良い理解が出来たと思います。
やはり教科書通りやっていても、実践で躓くことはあると思うので、そういった時にどう対処するか、スクラムの定義ではどう理解していけばいいのかを知ることができ、応用練習の意味も担っていたのだと思います。
腹落ちした
これまでどうしてこういうルールなのか理解できていなかったところが多かったですが、きちんと理由を知ることができました。
スクラムだからこうしよう、という発言をこれまで自分は何度かして、上司との対話がうまく行かなかったことが多くあったことを反省できたので、これからはきちんと自分の言葉で説明できる気がします。
なにより私自身がスクラムマスターを担っているにもかかわらず、きちんと各セレモニーなどの目的を理解していなかったため、懐疑的になってしまっていた部分を消化することができました。
参加者全員スクラムマスター
スクラムへの理解が皆さん深いのでどなたとお話しても面白かったです。
グループで取り組むときにも全員がスクラムマスターなので建設的な議論ができてよかったと思います。
また、ファシリテーションの仕方も人それぞれで、他の方のファシリテーションの仕方を学ぶことができました。
飲み会をしても協調性が高く、人の話を傾聴する方が多いので、初対面だと思えないくらい楽しかったです。最後にこのチームで仕事をすることがあれば絶対楽しいですね、と言い合って帰ってきました。
まとめ
はじめは資格が欲しくて参加しましたw
でも受けてみて、自分自身が得られたものが多かったので、資格がなくても大丈夫な気がしてきました。たぶんw